
こんにちは。塗装工場の水田です。
私は主に、塗装の仕上げ工程である「調色」を担当しています。
昨年6月には「仕上げ調色」についてご紹介しましたが、今回はさらに踏み込んで、調色の難しさや、
なぜ手作業での微調整が欠かせないのかについてお話しします。
▼前回のブログが気になる方は是非こちらもご覧ください。
【塗装】塗装の仕上げは“色づくり”から。タハラの「仕上げ調色」のこだわり 〜タハラのブログ | 階段のタハラ
調色というと、「色を作る作業」というイメージを持たれる方が多いと思います。
しかし実際には、一度作った色を、いつでも同じように再現することが最も難しい仕事でもあります。

調色では、見本となる色を再現するだけでなく、お客様のご要望に合わせたオリジナルカラーを作ることも可能です。白・黒・赤・青・黄色などの原色の配合比率を変えることで、何千色もの色を生み出すことができ、実質的には無限に近い組み合わせがあります。
一方で、塗料は気温や湿度、その日の環境によって色の見え方や仕上がりが変わることがあり、配合データ
どおりに調色しても、同じ色にならない場合があります。
そのため、実際に試し塗りを行い、乾燥後の色まで確認しながら、わずかな違いを何度も微調整しています。
調色機で塗料を正確に計量・配合することはできますが、機械だけでは判断できない微妙な色の違いがあり
ます。
そうした繊細な色の変化は、人の目だからこそ見極めることができるため、最終的な仕上げは職人の経験と感覚が欠かせません。長年培ってきた経験を活かしながら、お客様が求める色に少しでも近づけられるよう、
一色一色丁寧に調色しています。

「この色に合わせたい」「こんな雰囲気の色にしたい」といったご要望がありましたら、
ぜひお気軽にタハラまでご相談ください。