空間のスマートな活用法の答えは階段にある。
住まいの自由度を広げる工夫が暮らしに新たな可能性を与えます。
2方向から昇降が可能なユーモアさを兼ね備えた力強く大きい木製階段は開口から入ってくる自然光と共に室内空間を演出する重要な役割を担っています。階段側面の縦格子が吹き抜けの手摺りと一体になっていることで階段を介して上下階の繋がりを生んでいます。
空間のシンボルとも言えるダイナミックな作りですが小さなお子様でも簡単に昇降できるような繊細な設計も魅力的です。
壁全面の本棚にかけたスタイリッシュなはしごのような階段。本を選んだら階段に腰掛けてゆっくり読書を楽しめます。階段上部の吹き抜けの大きな天窓からは光が差し込み幻想的な空間が階下に広がります。
階段下は一段あがった和空間と掘り込みの造り付けデスクを設置。柔らかい照明を設置して一人きりの時間をゆっくり過ごせる特別な空間ができあがりました。
アーティスティックなねじれ手摺りがインパクト大な階段。開放的な階段とスキップフロアを美しい曲線を描いた手摺りで一続きにすることで一体感を生むとともに吹き抜けの空間を実際よりも広く魅せる効果をもたらしています。
印象的なオレンジのキッチンとマットブラックな桁がコントラストになり住まいの顔として存在感を放ちます。節の表情が味わい深い無垢のあわらし梁と柱が癒しを与えています。
住まいの中心に階段を設置して多様な空間活用の役目を果たしています。壁面は格子を用いて玄関からLDKの目隠しに。階段下は収納スペースとして利用しました。LDK側の階段下から響く楽しい音色はシンプルな作りの階段によって住まい全体に響き渡ります。
LDK側から見える階段と格子と無垢の床が混ざり合ってアーティスティックで上質な印象を醸します。
吹き抜けのある開放的なリビングに木のぬくもりを感じる螺旋階段を設けました。一見、螺旋階段はスペースを広く使っているように見えますが吹き抜けに設置することで実は直径の1/3程度しか有効空間を占有していません。効率的な空間利用で住まいを個性的に演出できます。
アメリカンをテーマに海外のような住まいを希望しました。提案いただいた螺旋階段は完成が待ち遠したかったのを覚えています。上り口がリビングに向いているので階段に座って家族との会話を楽しんでいます。
1階の上り4段目までを壁を払って開放感を演出。限られた建築面積でもリビングを広々と見せることが可能です。階段は途中までケ込み板のないオープンな階段にした上に5段目からは壁で囲うことで階段下の空間を作りトイレや収納として上手に活用できます。
シックな木目とブラックのケ込み板と桁がアクセントになり空間を引き締める効果も働いています。
玄関入ってすぐの壁面を一部だけ抜いてガラス張りに。光が不足しがちな玄関を華やかに演出するとともに玄関からガラスを通して見える部分にアーチ状のアイアン製手摺りを用いて絵画のような空間を作り出しています。
階段が生み出す高低差を上手に利用して魅せる空間芸術が実現。節を活かした段板や無垢材の床など随所にこだわりが光っています。
圧倒的な景観と一体になっているかのような開放的なLDK。その一部として馴染むリビング中央に設置した木製階段はケ込み板を使用せず手摺りも片側のみにしました。簡素な構成なので居住空間の真ん中に設置しても圧迫感がありません。
大きな2つの開口からの日射しを取り込んで木漏れ日に癒される。そんな優しい暮らしを実現しています。
明るい吹き抜けの玄関に開放的な階段を設置。階段下のスペースを玄関の土間と掛け合わせて観葉植物を置いたりベビーカー置きのスペースにするなど空間活用の幅が広がります。
柔らかい木の表情と白色の手摺りがシンプルナチュラルな室内に溶け込みます。玄関から土間そしてリビングが連続的に繋がるなかで階段が機能美というアクセントを加えています。
階段と中二階のキッズコーナーを繋げて親御さんが昇降時にお子様の遊ぶ様子を確認できます。手摺りを一続きにして吹き抜けと2階の一体感を演出するとともに階段という1つの空間を通していつでも家族の存在を感じられる家族想いの設計です。
落下防止の為に設置したキッズコーナーの腰引き戸はリビングから見たときの階段のインテリア性を高める効果もあります。
上り口3段の壁を取り除きヒナ段を用いました。ほんの少しの工夫で空間が一気に開放的になります。
階段周りの空間にちょっとした工夫を施すだけで暮らしやすさがぐっと向上します。
壁を3段だけ取り払ってどう変わるんだろうと建つ前は疑問に思っていましたが実際住んでみると納得・感動でした。下りてくる家族の顔がいち早く見れるのもうれしい効果です。
リビングと一体感のある「かね折れ階段」。段板と桁だけの構成で開放感も演出しています。柱で区切られてしまう空間を賢く活用して造り付けデスクを設置しました。ワーキングスペース、読書、お子様の宿題を見守るなど活用はさまざまです。
2階の廊下と手摺りを繋いで吹き抜けの空間をより広く見せる工夫も光ります。白の壁に施されたヴィンテージ風のデザインがアクセントになっています。
屋根裏へと向かうリビング階段。重たい荷物の上げ下げでも不安にならないように独自の強度設計で安定性を確保しながらもスッキリとした見た目にこだわりました。階段下も柱のない造作のデスクを設置して上手に活用。家族のくつろぎスペースを確保しました。
階段は床材と同じ木材を使用してリビングとの一体感を意識しています。
冷蔵庫、収納棚やゴミ箱置きなど、なにかと物が多いキッチン周り。限られたLDK空間を活用するには階段との組み合わせが最適です。
階段下を活用して冷蔵庫と収納庫を設置しました。階段周りの壁を用いることで目隠しの効果も兼ね備えています。全て壁にしてしまうと住空間が圧迫されてしまうため上り5段目までは桁で階段を支えています。さらに手摺りも階段と同素材を使用して一体感を出して軽やかな印象を与えました。
リビングとトイレ・洗面所の間に扉を設置せず階段を設けることでLDKの開放感をそのままに賢く空間を仕切っています。デッドスペースになりがちな階段下も冷蔵庫の設置場所として活用。キッチンがスッキリして料理が楽しくなりました。
LDKの中央に設置することで住まいのアクセントになるだけでなく昇降の機能以上に空間を引き立てる役割を担っています。
狭小地に建つ3階建ての住まいの端にコンパクトに階段を設置しました。玄関の土間を延長して階段下をスペースとして活かすかしこい活用方法。住まいの顔である玄関の開放感もしっかり演出しながら採光窓を各階に設置して上下に光がよく通るように工夫しました。建築面積が少なくとも階段室を作らない好例です。
玄関に入って正面に造形的な階段を据えることで上質な迎賓空間を演出しています。1段目を踊り場のようにして四季折々の花を飾ったり、季節行事の装飾をしたり、ご家族がディスプレイを楽しめるような空間として確保しました。階段空間をインテリアとして活用するという新しさが刺激的です。
上階のLDKに導く階段なので開口をしっかりとって明るく爽やかな空間になっています。
階段の途中を直線にしてテレビ台の上を歩くというおもしろい階段です。リビングに階段を設置しながらも無駄のない空間活用を実現。上階からはテレビが見えないので立つ位置によって住まいの表情が変わるのも、この階段の魅力です。
家族団らんの空間を確保しながら印象的な階段を設置したかったのですがテレビの上を歩くと聞いたときは驚きました。テレビを見ながら家族をより近くで感じられる楽しい時間を過ごせています。
床、壁、柱やあらわし梁に無垢材をふんだんに使用した贅沢な空間に意匠性の高い変形の階段を設置。シンプルな手摺りとアクリルパネルを組み合わせて安全性を確保しながらも開放感を演出。7段目までは段板とアクリルのケ込み棒のみを用いて浮遊感を醸し出すなど空間を飾りながらも部屋全体を広くみせることができます。
木そのものの温かみや爽やかな匂いに包まれるのでリラックス効果も期待できます。