青い空、緑の芝生に映える白亜の洋館。
営業部の下田です。
鳥取市にある元鳥取藩主池田家の居城であった場所に建っているのが、今回私が紹介するこの仁風閣です。
1907年明治時代、フレンチルネッサンス様式で、当初は旧鳥取藩主池田仲博侯爵の別邸という名目で建てられましたが、
皇族の宿泊も意図して設計されていたみたいで、実際に大正天皇も利用されました。
このように100年以上も前に建てられ、その当時の最先端の技術が盛り込まれた建物。
その中に私が特別興味を持った階高4m、ケヤキの木から削り出された螺旋階段があります。
この階段には支柱はなく、外側は壁内に埋め込まれていますが、
内側はねじれの桁を削り出し、6分割で継がれています。
また、それに付随する重厚な装飾された親柱.子柱、そしてねじれの手摺りも見応えあります。
これが100年以上前の建物ですから感動します。現在ではNC工作機械がありますが、、、。
当時の職人さん達の技術の高さや情熱が伝わります。
私達タハラも技術の高さには自信はありますが、これからも一つ一つの物作りに情熱を持ち続け、
お客様に喜んでもらえる仕事を目指していきます。
追記。
洋風様式を取り入れた内装や、裏側にひろがる美しい庭園も見応えありますよ!