まるで中世の酒場を思わせるような雰囲気の住宅。
今回ご紹介させていただく階段は、
「LDKの中心に階段を配置して、見る場所や角度によって違いが出るようにしたい」
とのご要望でした。
壁側に階段を配置するのではなく、壁とは距離をおいて階段の後ろ側も通れるようになっています。
階段の後ろ側には縄のハシゴをかけて遊び心のある雰囲気に。
階段は、「格桁(ごうげた)」を使用することで、
存在感はありつつも、スケルトン階段ならではの抜け感とスチール手摺との兼ね合いで、
バランスの良い階段になりました。
錆びた鉄や古材、モルタル等、素材の持つ荒々しさ、
また照明の影等、昼と夜で全く違う雰囲気を味わえます。
お施主様はDIYが得意とのことで、
今後も手を加えて楽しんで住み続けられるお家になりました。