製造課の山崎です。
年に一度は観光で訪れる広島県福山市の名所の一つである鞆の浦へ先日行ってきました。
古くより栄えた街並みは今もなお色あせることなく散策するたびに心が癒される場所です。
映画やドラマの舞台にもなった場所なので訪れた方やご存じの方も多いのではないでしょうか。
そんな鞆の浦の観光スポットに常夜灯があるのですが、
その常夜灯のそばに雁木(がんぎ)と呼ばれる階段状の船着場があります。
潮の満ち引きに関わらず満潮でも干潮でも同じように船が発着できるために
石階段に作られた船着場は雁が飛ぶさまに似ていることから雁木と呼ばれていて全国でも類を見ないそうです。
去年よりオープンした鞆の浦街並み保存博物館で始めて知って驚きました。
今まで何気なく眺めていた景色も深く知ると新しい発見があり感動です。
階段とは下から上へ、上から下へ昇降するためだけではなく工夫次第で港にもなるんですね。
階段メーカーの一員としていろんな角度から階段を見つめ直し、新しい発見ができたらと思いました。