塗装工程で大事なこと

塗装工場の亀井です。

突然ですが、塗装工程の中で１番大事なことは何だと思いますか？

もちろん一つ一つのポジションがとても大事なのですが、

１番大事なのは最初の「生地研磨」です。

まず材料を一つ一つ手で触って毛羽立ち、波がないかをチェックします。

ここから更に、ワイドサンダー、三点サンダー、ユニバーサル、電気サンダーを使ってしっかりと研磨していきます。

下の写真は、「ワイドサンダー」という機械です。

ワイドの特徴は３連のペーパーで主に１連目で波、ケバなどをあら落としして、

２連目であら落とししたのを整えて３連目で完全に仕上げるというものです。

次に「三点サンダー」です。

三点サンダーは、ワイドに通せない商品（落とし込み階段等）厚みが変わってはいけないものであったり

軽いケバ、波を落としてフラットにしてくれる機械です。

次に「ユニバーサル」です。

ユニバーサルは木口、見付けのノコ目やケバを落として仕上げをする機械です。

最後に「電気サンダー」です。

電気サンダーは、普段はどこもエアーサンダーを使ってますが、エアーサンダーより力が強く回転数も高い機械で、

ワイドに通せない踊り場や滑り台などを磨くようにしてます。

これらの機械を駆使して木地研磨をし、綺麗に塗装できるようにしています。

今後もしっかりと生地研磨を強化してお客様に喜ばれる商品をお届けします。