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準耐火地域の階段

準耐火建築物とは、「隣接建築物や建築物における火災による加熱を受ける間、消防活動によらずとも主要構造部が崩壊・倒壊しない性能を有する建物のことが求められています。」とあります。(参照:https://www.mokujukyo.or.jp/initiative/fireproof/より)

 

今回は、準耐火地域でご依頼のあった階段のお話です。

 

ご依頼時には、まだ設計の方が鉄骨階段と木製階段で悩まれていましたので、

提案図面を書かせていただきました。

木製階段のNOTOS(ノトス)に準耐火地域のため段板は厚み60㎜の階段で採用していただきました。

 

今回この階段で一番難しかったのが、段板と桁がほぼ全てフルプレカットだったこと。

3段回り段板の中心の桁へ回り段板が入り込む加工を施しました。

 

 

複雑な加工になるため、何度も何度も確認をしながら図面作成をしていきました。

 

 

実際に納まるまで不安な日々を過ごしましたが、

大工様に「完璧だったよ!」との声を掛けていただきホッとしました。

 

実際に綺麗に納まった階段を見る時は毎回とても嬉しい気持ちになります!!