物流課 鴨川です。
先日、防府天満宮へ行き最初に目に付いたのがこの階段手すりでした。
クネクネして、一見持ちにくそうで、何故このような形になったのか気になり調べると
実は重い荷物を持って階段を上がるとき、この手すりがとても使いやすいそうです。
名前は「クネット」と言い長崎で誕生していました。
坂の多い町でお年寄りが急な階段に手をついて上り降りをしている姿から誕生しました。
普通の手すりは、斜めにまっすぐなので、滑りやすい、力をかけにくい、といった欠点がある。
それに対して、クネットは「水平部分」と「垂直部分」がある。
これにより、握りやすく、滑りにくくなっている。
「水平部分」で「杖」のようにしっかりと体を支え、「垂直部分」で「取っ手」のように体を引きつけることで、
従来の手すりより階段の昇り降りが安全で楽になるようです。
全国の駅や神社に設置してあるようなので、見かけたら是非掴んで階段を上って見て下さい。