製造の黒木です。
うだるような真夏日が続く毎日、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は今春より『HOMAG』なる外国製NC工作機械のプログラム作成を引き継ぎ、
融通の利かない石頭なソフトと、夏日にも負けない熱い闘いの日々を過ごしております。
もちろん、思い通りに動かないソフトに苛立ちが募る日もあります。
しかし、そんな時こそ冷静さを失わぬよう、
淑女のように優雅な心と余裕を持って仕事に励みたいものですわね。おほほ。
…実際にソレができるなら苦労はしないって話ですよね。ハイ。
まぁ、それはそれとして。
唐突ですがここでひとつ質問です。
皆様にとって「記憶に残る景色」とはどんなものでしょうか?
私の場合は…
(Saitama Super Arena 02 – さいたまスーパーアリーナ – Wikipedia)
さいたまス─パ─アリ─ナの外階段です。
ここは私が幼い頃から視聴を続けているドラマシリーズにおいて、
幾度となくロケ地として利用されてきた施設のひとつ。
…いわゆる『聖地』の一種です。
同好の士ならば一目で場所を特定できてしまうほどに有名な聖地ですね。
この階段を眺めるだけで、あんなシーンやこんなシーンが思い浮かび…。
鑑賞した当時に感じたワクワクや、幼い興奮までもが呼び起されるのを感じます。
スマホひとつで手軽に撮影できてしまう令和の時代。
記録ではなく記憶に残る景色というものは、珍しくなってしまったように思えます。
しかし、それでもきっと忘れられないものがどこかに、
「楽しかったな」「嬉しかったな」という思い出と一緒に残っているはずです。
もしかすると、記憶に残る景色というものは「楽しい」や「嬉しい」等の優しい感情に
結びついているからこそ、忘れずにいられるのかもしれませんね。
だからこそ私たちも、こうした「楽しさ」や「喜び」を、そして
「記憶に残る階段」をお届けするべく、日々精進を重ねていきたいと思います!