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木の特性を活かした現場補修

生産部の水田です。

今回はキッチンカウンターを例に挙げて、現場での木口のヘコミ補修の工程を紹介したいと思います。

 

水分を含むと膨張するという木の性質を利用して修復します。

まず、ヘコミ部分に水分を吸わせた上からアイロンなどで熱して蒸気によって膨らませ、限界まで形を戻します。

後はハードワックスなどで凹んだ部分を埋めて形を作り、場合によっては筆などでタッチアップを行います。

 

 

カウンター全体を養生し、木口を重点的にサンディングという木材の毛羽立ちや水分の吸収を防ぐ剤を吹き付けて乾燥させます。

 

 

乾燥したら塗装・研磨をして木口付近にカラーを吹き付けて色を合わせます。

最後にカウンター全体をクリアで押さえて完成です。

 

 

更なる効率化や仕上がりの良さを追求するため、日々研究していきたいと思います。