生産部製造課の白井です。
階段専門メーカーのタハラではありますが、階段以外の製品も取り扱っております。
その一つが手すりです。
一口に手すりといっても素材や形状など用途によって何通りもの利用方法があり、
それら全てに対応できるよう様々なサイズの在庫や、それぞれの形状に合う刃物などを使って作成しています。
手すりといえば一般的に階段部分に使われることが多いですが、吹き抜けの落下防止に使われるものもあります。
今までにショッピングモールや病院、学校など大型の建造物にも納品実績があり、
また珍しいところではスカイツリーにも設置していただいております。
手すりが必要となる場所は直線部分だけではないので、曲線や捻じれといった形状のものも必要になってきます。
曲線や捻じれ形状のものは精度が問題になるため、
大きなブロック状の木材から自動制御されたNCルーターという工作機械によって形成していきます。
形成された商品は1m~2mほどに分割されたものになり、これらをつないでいくジョイント加工が必要になってきます。
ジョイント加工は長さや角度が狂わないように、タハラでは手作業で進めていきます。
最後に現場での取り付け作業があります。
いくら工場で精度の高い商品ができても、現場での壁面や手すりの受けになるフラットバーなど
精度が出ていないと取り付けることができません。
そこでタハラでは取り付けの請負もしています。
弊社の職人が現場にて角度や長さの調整をしながら取り付ける作業です。
また一般住宅の丸棒手すりの取り付けも請け負っており、大工さんが現場を離れた後クロスがついてから作業に入っています。
どのようなご用命もお受けしますので、お気軽にお問い合わせください。