製造課の北です。
今回は私が担当している「段板加工機」をご紹介します。
この「段板加工機」は一度材料を流すだけで
巾決め、3本角溝ノンスリップ、ケ込シャクリ、後ろ見付のサンダー掛けが同時に出来る優れものです。
【before】
【after】
加工機を使わずに段板を作る場合、
“パネルソーと呼ばれる機械で巾割り→プレーナーで巾決め→ユニバーサルで見付けを研磨→昇降盤でノンスリップとケ込シャクリを加工”
全部で5工程かかります。
「段板加工機」ではこれが1工程で出来るわけです。
段板加工機を使用する事により、1日300枚近くの段板の製造が可能です。
そして先日、カンナ胴を付けてもらいました。
これがあることで前見付けの切削も可能になりました。
加工する材料によっては、両見付けにノコ目が残る場合があります。
今まではどうしても2回段板加工機に流さないといけなかったですが、
カンナ胴が付いたことで1回で済むことになり、さらに効率的になりました。
これだけ効率的な段板加工機が故障してしまったら…考えただけでゾッとします。
そうならないよう日々のメンテナンスを心掛け、お客様に良質な製品をお届けできるようにしたいですね。