こんにちは、営業部の影山です。
「オープン階段に憧れるけど、コストが気になる…」
「ケ込付きの階段でも、おしゃれなリビング階段にしたい…」
そんな方にぜひご紹介したいのが、こちらの施工例です。
この階段は、ケ込板を段板と同じ厚みにすることで、弊社の片持ち階段「ZIGZA(ジグザ)」のような抜け感を演出しています。
オープン階段のように見えながら、階段下には壁が立ち上がっているため、収納スペースとしても有効活用できるのが特徴です。
リビング階段としてのデザイン性と実用性を両立させた納まりといえます。
【↑ZIGZA(ジグザ)】
一般的なヒナ段階段では、ケ込板はベニヤ仕上げで、木口(こぐち)は化粧材を使わず、
クロス(壁)との境界部分には「ケ込ボーダー」と呼ばれる部材を使って納めるのが一般的です。
この方法はコストを抑えられるため、標準仕様として多く採用されています。
しかし、ケ込板を積層材など厚みのある素材に変更し、木口まで塗装仕上げを施すことで、
ボーダーを使わずにクロスとの見切りを美しく仕上げることができます。
素材と仕上げを少し変えるだけで、空間の印象がぐっと高まります。
もちろん、通常仕様よりもコストはかかりますが、
ケ込板の厚みひとつで、リビング階段の印象が大きく変わるのはとても面白いポイントです。
このような納まりを採用した施工例は、毎年多く集まっており、
「おしゃれなリビング階段にしたい」というお客様にも大変好評です。
ぜひ、今後の階段計画の参考にしてみてくださいね!