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発想が形を変える――呉市の防波堤とタハラの階段づくり

こんにちは。製造課の伊藤です。

今年は終戦からちょうど80年。ニュースなどでも戦争に関する話題をよく耳にしますね。

 

 

写真に写っているのは、広島県呉市安浦町の港にある防波堤です。

実はこれ、ただの防波堤じゃなくて――もともとは「コンクリートでできた船」なんです。

名前は「武智丸」。

第二次世界大戦の末期、鉄が足りなくなっていたため、なんとコンクリートで貨物船を造ったんだそうです。

 

 

戦後、この地域では台風の被害が多く、港を守る防波堤が必要になりました。

そこで使われなくなった武智丸が沈められ、今では防波堤として港を守り続けています。

船をコンクリートで造る発想もすごいし、それを防波堤にして再利用するという発想もまたすごいですよね。

 

タハラにも「tanacoro(タナコロ)」や「美蔵(みくら)」「推ハコ(オシハコ)」といった収納と階段の機能を兼ね備えた商品があり、

階段だけにとどまらず、社員のアイデアから新しい使い方が生まれて商品化されたものばかりです。

 

 

発想ひとつで形を変えて長く活かされていく――その点で、この防波堤の話と少し通じるところを感じました。

 

 

そして今年は、タハラも創立40周年を迎えます。

これからも変化を恐れず、柔軟な発想でものづくりを続けていきたいと思います。

 

 

 

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