
こんにちは。物流資材課の鴨川です。
今回は、私たち物流資材課で取り入れているデジタル化の取り組みについて、少しご紹介したいと思います。
物流資材課というと「運ぶ・梱包する」というイメージを持たれがちですが、
実はその裏で、正確さや効率を支えるための工夫をいろいろ行っています。
「段板準備を支えるタブレット」
まずはこちらのタブレット。

段板準備の工程で使用しています。
段板準備とは、タハラの段板の規格品在庫を工場へ持っていく工程のこと。
工場ではこの段板に、
・ケコミシャクリ
・ノンスリ加工
・巾のカット
といった加工が行われます。
タブレットで当日の納期を選択して実行すると、
設定された条件をもとに、用意する材料が自動で抽出・表示されます。
数年前までは、指示書を一枚ずつ確認しながら手入力で表を作っており、
かなりの時間がかかっていましたが、
今では数秒で準備内容が分かるようになり、作業がとてもスムーズになりました。
「商品名シール発行で“ひと目で分かる”梱包に」
次にこちらは、商品名シールを発行する機械です。

このシールは梱包時に貼るもので、
商品名だけでなく、
・樹種
・色名
・お客様邸名
などが記載されています。
梱包を開けなくても「何の商品か」がすぐ分かるようにするための、大切な役割を担っています。
仕組み自体は以前からありましたが、
今回プリンターを更新したことで、発行スピードが数倍にアップ。
日々の作業効率もぐっと良くなりました。
「次の工程へ進む商品をチェックするタブレット」

こちらは、「段板準備」でもご紹介したタブレットです。次の工程へ進む商品を確認する際にも使用します。
タハラでは、社内工場だけでなく、協力会社様も含めて
複数の塗装工場と連携しています。
同じお客様の商品であっても、内容によって送り先の塗装工場が異なる場合があり、
工程管理は意外と複雑です。
このタブレットを使えば、加工が終わった商品が
「どの塗装工場へ送るのか」
「指示内容に間違いはないか」
を、その場で最新情報と照らし合わせて確認できます。
以前は指示書の差し替えや確認作業に多くの時間を使っていましたが、
今ではタブレットで即チェックできるようになり、
送り間違い防止と時間短縮の両方につながっています。
「梱包進捗がひと目で分かる大型モニター」
最後にご紹介するのが、梱包場所に設置された大型モニターです。

担当者が梱包を終えると、タブレットで完了チェックを行い、
その情報がモニターに反映されます。
これにより、
・梱包が予定通り進んでいるか
・作業の遅れや漏れがないか
を、誰でもひと目で確認できるようになりました。
デジタルだけに頼らない、物流資材課の役割
物流資材課では、これらのデジタル機器を活用しながら、
材料管理から品質チェック、梱包までを日々行っています。
ただし、出荷前の最後のチェックは、必ず人の目で確認しています。
11月26日に掲載したブログでもご紹介していますが、
私たちはタハラの「最後の砦」としての自覚を持ち、一つひとつの業務に向き合っています。
(詳しくはこちら:物流資材課ってどんな仕事?タハラの“最後の砦”をちょっと紹介します! 〜タハラのブログ | 階段のタハラ)
デジタル化はとても便利ですが、それだけで良いものが完成するとは考えていません。
特にオーダーメイドの階段は、数字やデータだけでは伝えきれない部分が多くあります。
だからこそ、他部署との声かけや確認、ちょっとした違和感への気づきを大切にしながら、
最後の工程を担う部署として、安心して送り出せる状態を整えることを心がけています。
これからも、
デジタルの力と人の目、その両方を活かしながら、
一つひとつの商品を丁寧に、お客様のもとへ届けていきたいと思います。