製造部の奥迫です。
学生の時に、誰もが聞き覚えのあるフレーズで、「廊下を走ってはいけません!」
という有名な言葉があります。
階段も廊下の延長であり通路としての機能の保存と安全のために走ってはいけません。
緊急で移動しなければならない避難時ですら慌てず、走らず通らなければならない階段なのですが、
今回は逆に走ることが、しかも義務付けられている特殊な階段を見つけてきました。
こちらです。
驚くことに回り部分も迅速に通過できるように手をかけて遠心力を利用し、
かつ最短距離で駆け抜けることができる仕様になっています。
よく調べてはいませんが、
階段を走って降りるために存在する唯一の設備にして、それ以外に使いどころがなさそうな棒(手摺?)です。
この階段が設置されている場所は消防署です。
私たち国民の身の安全を守るために、危険を顧みず階段を走って飛んできてくれる勇敢な公務員の皆様へ、
感謝と尊敬を忘れず、普通の階段は歩いて移動しようと思います。