生産部工場管理課の白石です。
主に製造工程の品質管理等を行っています。
今回は塗装の下地作りについて書いていきたいと思います。
みなさんが『塗装』というワードで真っ先にイメージするのは
鮮やかな色を塗っていく吹き付け工程だと思います。
確かに、塗装工程の花形になるのかもしれません。
しかし、どれだけ腕がいい職人でも、
しっかりした下地研磨等の処理がされていない材料では
お客様にお届けできる品質に仕上げることができません。
塗装の下地研磨工程では、
ワイドサンダーや3点サンダーという機械で塗装面の凹凸やウネリを平滑にします。
割れやへこみ等不具合箇所があれば下地研磨で必ず補修して
初めて塗装工程へと進むことができます。
弊社の塗装工場では、ベテランの職人から習い始めの若い社員まで
様々な人材がいますが、塗装を知れば知るほどに
一番大切なのは「おろそかにしがちな下地研磨」だと気づき、
下地研磨の奥深さや楽しさを見出せるようになっていきます。
塗装工程の『縁の下の力持ち』的な役割の“下地研磨”にフォーカスを当ててみました。