美蔵(みくら)開発秘話

「デッドスペースを無くしたい」「狭いから収納を増やしたい」そして「おしゃれさは譲れない」そんなわがままを叶えるおうち作りが階段を工夫することで実現!

 

 

■きっかけ

「階段下のスペースってもっと有効活用できない?」

「階段下収納はあるけど、ダサいよね。」

「廊下に面するような階段ならおしゃれじゃなくても良いけど、リビング階段は階段下もおしゃれにしたい」

こんな声を聞くことがありました。

 

そんな中、タハラに直接

「階段下のスペースを収納にし、そこにテレビも収納できるようにして欲しい」

と具体的な要望をいただくことがありました。

 

 

■課題

階段に合わせて棚を作成する場合は、一つずつの部材の寸法精度が必要となります。

また、テレビを収納するとなると開口部が広くなり、たわみや横揺れなどの問題がある為、それらをどう解消するかが課題でした。

 

そこで考えなければならないポイントは下記の3点です。

  1. 強度を保つための補強方法
  2. 組み階段のため、寸法精度を出す方法
  3. 現場で、できるだけ簡単に組み上げることのできる加工

 

 

■開発する上ではこんなことが・・・

美蔵にとって寸法精度は非常に大切なことでした。部材を一つ一つ組み上げるため、長さや巾の寸法精度はもちろん、材料の曲がりや反りなどがあってはいけません。そのため加工段階では、特殊加工機で寸法の精度を出すことにしました。

また、強度の確保と現場での組み立て(施工性)が簡単になるようにすることの両立が非常に難しく、施工性を重視すれば強度に問題が出る、強度を重視すれば施工性に問題が出る、といった繰り返しでした。筋交いや支柱、金具を使用したりしながら試行錯誤を繰り返し、何度も製作しては組み上げ、今の「美蔵」という商品が完成しました。

 

 

■仕上がり

こういった取り組みによって、お施主様が希望する階段を作ることができました。

お施主様からは、

「階段下を有効活用できて、収納が増えて嬉しい。」

「階段とテレビボードが一体になっているから、別でテレビボードを買わなくても済むし、デザインが統一されておしゃれ!」

「こんなことができるのですね。言ってみるものですね。」

と喜んで頂くことができ、非常に満足することができました。

 

この技術を活かし、「美蔵」ブランドの階段として様々な「階段下のおしゃれ収納」を実現する階段を作っています。